他人の目線を気にする人ほど他人を見ている現象について

結論:見られたくない気持ちが強いから自分も他人を見ている


他人の視線を気にする人は、見られるのが苦手です。
そのため、自分は他人を見ないようにしています。
「見てはいけない」と考えています。
その考えが強い結果、自分も他人を見てしまうのです。


いちいち他人を見てしまう

大前提、筆者は他人の視線が苦手です。

街中やスポーツジムで、不必要に何回も見られたりすると不快な気持ちになります。
私が他人の視線に敏感なだけかもしれません。ですが他人から見られて嬉しい人は少ないはずです。

他人に見られたくないのですが、自分自身も他人と目が合うことがよくあります。
多分、見られるのが嫌なので、目の前の人間が自分を見ているかどうかを確認したいのかもしれません。または、本能でしょうか。

自分だって他人を見たくはない。

自分が他人を見てしまう時、大体は相手もこちらを見ている時です。
その場合は目が合います。私だって不必要に相手を見たくありませんし、同時にこちらを見てくる相手にも嫌気がさします。ですが、見てしまうのです。

「見てはいけない」と思うほど見てしまう現象

「〜してはいけない」
そう思うほど、その行為をしてしまう経験はありませんか?

これはホワイトベア効果と言われています。
• 心理学者ウェグナーによる実験で、「白いクマのことを考えてはいけない」と指示すると、かえって白いクマのことばかり考えてしまうという現象。

• 「考えるな」と思うこと自体が、その対象を意識に上げてしまう仕組み。→ 抑えようとすると、より強く頭に浮かぶ。

このような効果の影響で、見てはいけないと考えていても見てしまいます。

解決策:現象を理解したうえで「視界の壁」を撤去する

ホワイトベア効果という1つの現象をお伝えしたところで、知識が増えたに過ぎません。
筆者が実践し成功した、他人を見なくて済む方法があります。

「視界の壁」です。

要は、見てはいけない気持ちが強いと、その人を見ないよう必死になります。
視界の中に、その人を見ないように見えない壁を作っています。
壁(見てはいけない想い)が厚ければ強いほど、ホワイトベア効果で逆に見てしまいます。

疲れますし、しんどいですね。

なのでその見えない壁は撤去しましょう。
本質を言うと、別に見ても良いのだ。とあえて緊張感を下げています

筆者の中では、「見ても良いのだ」という対策は本当に見てしまったり緊張感のバランスが
ベストでは無かったので、「壁を無くす」こちらの解釈がしっくりきました♩

おわりに


他人から見られたく無い、ホワイトベア効果、見ても良いという解釈の落とし込み方など

マニアックな内容にはなりますが、ぜひ試してみてください